2018年4月5日木曜日

【現実を受け入れて・・・? 18-03-29】

長年かけて作ってきた職業コンセプトが、いきなり取り下げになるような印象があります。
すでに医療チームに加わっている優秀なMRは、(余計なことをしないで)そこから離れるべきということでしょうか。

以前、オンコロジー領域で病院スタッフとMRが、上手に協働している事例を聞いたことがあります。
「MRさんがいないとチームが回らない」と医師が話しており、とても嬉しかったのですが。

【ある意味では斬新ですが 18-03-28】

新社屋が写るまで、なんだか不思議な展開・・・。
営業車での冒頭シーンも驚きますね。

田辺三菱製薬株式会社
新卒採用Webムービー"恋するMR"

2018年3月20日火曜日

【透明性とは何ぞや? 18-03-19】

どの業界においても"透明性の完全達成”は難しいものですが、法的規制の網にかかれば製薬産業も対応せざるを得ません。
国の財政に直結する、公的医療が抱える悩ましい一面を表しているようです。
かつて医師の研究をサポートしているMRは、社内のエース級でした。
資金もテーマ選びも、研究について大小様々な支援を行い、自社にふさわしい立派な論文・学会発表を実現させていくMRたち。
そこに特定の悪意は乏しく、先生方のお役に立ちたいというMRの熱意が勝っていたと思います。
医師はその熱意に便乗し、ある意味では上手に利用されながら、お互いの利益を享受していました。
その後の論文不正は、医師の業界が複雑な闇を抱えていることをわずかながら露見させ、「悪いことを繰り返さないように」法整備が成されたのです。
お手盛り論文が消え、通行代とも言われた奨学寄付金が中止され、そして何が残ったのか?
製薬業界としても、検証作業が必要だと思います。
過去のお手盛り論文、どれほどあるのでしょうか?
https://www.mixonline.jp/tabid/55/artid/60628/Defalut.aspx?ex180316e

【ユーチューブとMR 18-03-09】

発売中のMonthlyミクス(2018年3月号)新世代MR講座 カタルシス編では、『ユーチューバー型MRを考える』として新たなMRトレーニングを提案しています。
「何ですか、それ?」ということで、イントロ部分をご紹介いたします。
やる気の問題であって、決して不可能ではないと思うのですが。
「ところで、なぜ人々はユーチューバーのような新種の動画作成アーティストを認知するようになったのだろうか?
スマホは6インチ程度の画面しかないし、ここに写る映像情報などは、テレビには到底かなわないものだ。
せいぜい名刺2枚分くらいの面積しかない動画が、多くの視聴者を惹きつけている要因は何であろうか?
高所得を稼ぎ出すスターが出現するプラットフォームとしての優位性は何であろうか?
ネット全盛期の大型メディアの成功例を多方面から検証すれば、綱紀粛正に押されて活動範囲が縮小するMRにとって、新たな打開策のヒントを見つけることが出来るはずだ。」
「私は“MRにユーチューバーのような動画作成業務を取り入れることで、訪問規制やプロモーションコード縛りでのスキル低下に対して、一定の改善効果をもたらす”と考えている。
当然、現行の業界規制は構想の横に置いておくことになるのだが、夢物語ではない。
 例えば、ユーチューバー型MRを実際に考えていくと、日常業務に対するインパクトは相当な影響になる。
少なくとも、自らの全要素が映像作品の出来映えに直結するのだから、繰り返し再生されるだけの完成度が無いと、コアどころか移ろいやすい視聴者(この場合は医療従事者)が見向きもしない残念な結果になるだろう。」
「仮にこのような動画制作がMR業務の中に部分的であっても組み込まれた場合、スピーカー型MRと化している姿から、大幅に逸脱せざるを得ない。
ただ淡々と、これまでのような社内シナリオを読み上げているような動画は、視聴者のリピート率を高められないだろうし、かといってウケ狙いのゆるい言動は社内審査を勝ち残れないはずだ。
その両方を注意しつつ、数千人から数万人の医師たちを魅了するためのあらゆる方法を、MRが懸命に考えていく。
内勤や出待ちの時間でさえ、今週の動画に何を作り込もうか、悩み抜くことになるだろう。
そして、答えのない状況を自力で考えることこそ、現在のMRに求められるべき姿なのだ。」

2018年2月15日木曜日

【Monthlyミクス連載 第67回 18-02-05】

現在発売中の2018年2月号には、「MRのリストラ」というテーマを載せました。
いわゆる、クビです。
一昔前のMRといえば、病院の廊下を壁ごと確保している出待ち姿でしたが、今は訪問前から訪問後まで、すべての要素が変化しています。
最近の業界事情を含めて、管理人なりに書き込んでおります。

"率直に言って、当連載で「MRがクビになる」話を取り扱うのは著者として気乗りがしない。
新年の先月号で10年前の初回を振り返り、MRという職業の重要性と任務について再確認したばかりである。
現役MRを含めて誠実な読者に対して、変化を先取りして改善提案を行うのが当連載の主目的なので、クビを大々的に扱うことは、医師経験から躊躇してきた面もあった。
製造物の物理的な移動を伴うビジネスとして存続する限り、人間が担う営業・情報提供職としてのMRは完全に消え去ったりしないだろう。
しかし、現実には大手企業を含めて正社員の削減策は拡大しており、業界メディアの既報を読む度に、どんよりとした溜め息が止まらない。
著者も、就職氷河期を目撃したアラフォー男性。
MRたちが有名企業を退職していく姿を想像するたび、背中に気持ち悪い冷汗を感じる。
東証一部上場クラスに新卒入社し、年収やキャリアがアップする条件で転職にも成功したMRたちが、高人件費を理由に”人減らし”のメインターゲットとなっているのは、果たしてどうなのだろうか?
個人が抱える責任は家庭を含めて重いわけで、同ランクの年収が今後は難しいと分かりつつ、社内にポジションがなく追い出される結果を、すっぱりと諦めて受け入れるのは難しいだろう。”
“よって、有効な対応策を打てないままに自社ごと沈む危機を含めて、医療費調整のしわ寄せを製薬業界に押し付け続けるこの国においては、「君に辞めてもらえばいいんだよ・・・」というドラマ的で、おどろおどろしい風潮が末端で生まれやすくなっている。
中医協や政府、官僚の発言等をフォローしていると、最後はトップが小数点以下2桁まで改定率を決断、という筋書きが選挙対策と見返り以外の何であるのか、ほとほと疑問でしかない。
MRのリストラ、という今回の題名は、
①製薬業界として不可避となってきた人員削減、
②社内の削減ターゲットにロックオンされたMRの決断、
③MRが苦境を打開すべく自主的に勝負する、
④どうにもならないので受け身で今後の運命を受け入れる、
といった複数の深い意味があるわけだ。"

【当ページ 関連Twitterアカウント 18-01-23】

Monthlyミクス連載の誌面でも時々お知らせしていますが、当ページには関連のTwitterアカウントが複数あります。
最近はFacebookのニュースフィード(中央部)に、有料広告や企業系投稿(いいね!した先)が多く表示され、友人の投稿が見えにくいとされています。
管理人も200以上のいいね!をしており、友達数百人の投稿がどこにあるのか、タイムライン(右端)を確認しきれない状態です。
http://jp.techcrunch.com/…/2018-01-19-facebooks-news-feed-…/

そのため、当ページの投稿が皆様の膨大なニュースフィードに埋もれている可能性もあり、あらためて下記にTwitterアカウントをご紹介いたします。
随時、各アカウントは更新中です。
それぞれ医薬ネタと関連の薄い呟きもありますが、読んで損はしない(はず)のアカウントです。
・ポストMRを考える 
 @tenjicho101
 https://twitter.com/tenjicho101
・高槻浩介@新世代MR講座 
 @tkkosuk 
 https://twitter.com/tkkosuk
・川悦やよい@新世代MR講座
 @yayoika2746
 https://twitter.com/yayoika2746
・宮本 研 (→当ページ管理人の家族事務所アカウント)
 @kenmiyamoto_omj
 https://twitter.com/kenmiyamoto_omj

【業界専門誌の意見も厳しい  18-01-17】

新年1月号のMonthlyミクスを読んでいると、編集部の厳しい意見(檄文??)が並んでいます。
管理人も10年間、同誌で連載を書いており、編集長交代から様々な業界不祥事まで、リアルタイムに見聞きしてきました。

各社が誇ったブロックバスターの特許が概ね切れて、人員削減ニュースは増え、巻頭には大手製薬企業から出向しているベテランMRのインタビュー。
製薬業界のバブル期は、ゆっくりと、そして確実に終焉を迎えているのです。
もちろん、まだまだ医薬品ビジネスの成長余地は残りますし、国民皆保険に支えられて存続していくのですが、"現行型MR"の立ち位置がグラグラしているのは間違いない。
1月号には10年前の連載初回を引用し、状況の対比を記しています。
2018年、色々とありますね・・・。

”この10年間を大まかに括ってしまえば、MRは非常にクリーンな職業へと進化し、カネの臭いがする泥臭さは一気に解決した。
 多額の経費を駆使した接待攻勢、ちょっとした学会出張すらMRの同伴がある充実のおもてなしぶり、横柄な医師の無茶ぶりにも見事に応えてしまうコンシェルジュ的な万能ぶりが、MRの日常業務でなくなった点は賞賛すべきだ。
 もともとは付加部分ですらない過剰な気遣い精神が、医師の傲慢さを許して本末転倒を常態化させ、もはや国内外の不祥事をきっかけにしか自浄作用が働かなかったのであるから、途中経過の混乱ぶりを差し引いても好結果だと言える。就活生のときに抱いた、もっと純粋な医療貢献は、現在こそ本当に実現しやすい環境となっている。"

"2008年に予想していた状況と、これから予想する2028年がどのような連続性を持っているか、誰にも分からない事項だ。
ただし、医師もMRも過去10年間を上回る驚愕の変化にさらされることは確かだろう。とくに医療関係データを匿名化した上で国民から多数収集して、バラツキが大きい全治療行為の品質向上を図っていくコスト圧縮トレンドは、支払側の無駄を削減するためにも絶対に動かしがたい。
さらには未病の重視や疾病予防ビジネス、画期的新薬などがそれらを短期間で修飾し、どの会社に勤務していてもMRを取り巻く様相は、かなり悲観的にも見ておく必要がある。
どこまでが医療機関でのリアル業務として残り、何がMRからすっぱりと削除される要素となるのか、個人単位で日々考えておくほうが良いであろう。既存路線の延長で発想するとMRの状況は大きく揺らぎやすく、ハイパフォーマーでさえ油断禁物なのだ。"